再履修する科目で、また1年生の中に混じるのではないかと不安になっていたけど、1年生はかなり少なかった。ほとんどが留学生と他学年で、とくに気後れすることもなく(先生はあれ、と思うだろうけど)参加できた。まだ1回目だからというのもあるだろうけど面白かった。とりあえず、身構えなくてもいいようだ。
何気なく借りてみた『伯爵と妖精』(コバルト文庫)が面白くてハマっていて、一日が終わってこの本が読めることが楽しみでこの1週間を過ごしていた。6冊借りていたのを読み終わりそうだったので新たに借りに行ったら、まさかの先客がいたみたいで、いくら探してもなかった。全33巻だから、全部揃っていると思っていたのに。チェックしてみると「貸出中」となっていた。長くて2週間待たなければいけない。しんどいなぁ。続きが気になってしかたないし、これを糧に他のことをこなしていたのにこれから何を支えにして日々を過ごせばいいんだ。生殺しだ、と思いながら他の本を探すけど、続きが借りられなかったショックでどれも読める気がせず、結局なにも借りずに帰った。
せめて予約しておこうと思って図書館のサイトを開いたけど、パスワードを忘れているし、再発行しようとしてもなぜかメールアドレスが認識されない。予約できないということだ。モヤモヤする……。
手元にある『伯爵と妖精』の最後の一冊がまだ半分くらい読み残しがあるので切り替えて読んでしまおうと思ったけど、続きがしばらく読めない悲しさでなかなか集中できなくて閉じてしまった。
困ったなぁ。これから何を読もう。気分がもう『伯爵と妖精』になっているから西洋風ロマンス以外受けつけない気がしている。借りる本も選べなかったのに、これからどうやって生きていこう……。