過去の日記めいたブログを見返すと、何をそんなに思い詰め、頭で考えていたのだろうと思う。理屈で考えたってどうしようもないことを、神経質になんどもなんども、繰り返し考えている。なにがそんなに不安だったのだろう?なにがあなたをそんなに追い詰めていた?一生懸命、自分のうちがわだけでうねうねうねうねと考えている。自分のまわりに檻でもあったのでは思うくらい、自分ひとりでどーでもいいことを考え悩んでいた。そんなこと考えたってどうしようもないのに。
今の自分と数ヶ月まえの自分が、まったくの別人すぎて、そんなこと考えてたんだ、と思うことが多い。ブログでもそうだけど、ほぼ毎日文章を書いている手帳を見返すと、自分はこんなことを考えていたのかと驚いてしまう。
なんのおかげかまっまくわからないんだけども、ある日とつぜん、解放的な気分になって、だれにでもなんにでもさらけ出せるような気がして、それからはもうずっと精神的に健康な状態が継続している。あまり病まなくなった。今まで必死に隠そうとしていたもの、見せないようにしていたもの、そういうのが全部どうでもよくなって、昼の陽が差し込んだみたいにぱーっと明るくなった。最初はぱーっと明るくなりすぎて、(自分を解放しすぎて、)一方的なコミュニケーションになりがちだったけど、のちのち配慮や適切な距離感は必要だと思い直して今に至る。すべてが楽とはいかないし、むしろ悩んだり考えすぎたりすることのほうが多いけど、どうでもいいことで頭を悩ませることは無くなったかもしれない。でも、うねうね陰湿に考えていた時間があったからこそある日とつぜんどうでもよくなったのかなと思う。本当にある日とつぜんだった。いつもどおり登校していて、今日は調子がよくて、いい天気だなと思っていたら、ほんとうに光が差し込んだみたいだった。自由だと思った。今まで考えていたことがどうでもよくなった。